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【謹賀新年】飯田 成寿 会長より新年のご挨拶(令和6年)

新年のご挨拶

公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会埼玉本部
会長・本部長 飯田 成寿

会員の皆様、埼玉県民の皆様、謹んで年始のご挨拶を申し上げます。
昨年はロシアのウクライナ侵攻、中東における紛争等の影響による物価高や光熱費高騰が続き、消費者の生活防衛意識が更に高まる等、不安定な社会経済状況が続く一年でありました。
さて、不動産業界では首都圏の地価の高騰を受け、令和5年地価公示では、全国全用途平均・住宅地・商業地のいずれも2年連続の上昇となり、全体的には回復傾向が見られましたが年末を迎えるところでは建築費の高騰による物件価格の上昇等の影響から、新築住宅の在庫が増える等、先行きが不透明な一年となりました。今後は、リノベーションによる既存住宅物件へのニーズが高まるものとみられます。
また、令和4年5月の宅地建物取引業法改正により、書面以外に電磁的方法による契約も行えるようになり、不動産業界でも着実にデジタル化が進んでいます。昨年は協会といたしまして、全国宅地建物取引業連合会(全宅連)の会員業務支援「ハトサポ」の利用促進に向けて積極的に周知を行うとともに各エリア、支部において研修会を開催し、会員の皆様の更なる業務の改善に努めました。本年も更に会員の皆様の業務支援を実施してまいります。
協会運営につきましては、昨年の総会におきまして約30年ぶりとなる会費の値上げについてご承認をいただきました。引き続き、健全な協会運営を行うとともに中長期経営ビジョンである「ハトマークグループ・ビジョン埼玉2025」を推進し、「生活者・会員・行政」の三者連携による『Win-Win好循環サイクル』の構築に向けて、「会員目線による業務支援」、「組織の見直しや財政改革による財政の健全化」、「入会促進」、「事務局組織の変革」について取り組んでまいります。また、昨年は宅地建物取引士試験事務において、県内4会場(受験者約4500名)の運営を341名の会員の皆様にご協力をいただき行うことが出来ました。ご協力をいただきました会員の皆様に心より感謝、御礼を申し上げます。将来の不動産業界を担う人材の育成活動として、会員の皆様には引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。長年取り組んでまいりました「不動産無料相談」、「行政と連携した空き家・空地対策活動」等、本年も公益社団法人として引き続き積極的に行ってまいります。合わせて、埼玉県宅建協同組合をはじめとした会員のお役に立つ業務支援サービスを推進してまいります。
本会は、埼玉県内の各地域で活躍する「ハトマーク不動産ショップ(会員)」の皆様とともにより良い地域づくりに邁進してまいりますので会員の皆様、埼玉県民の皆様の更なるご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
結びに皆様のご健勝を心より祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。