組織・事業内容
協会組織について

公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会(埼玉県宅建協会)は、宅地建物取引業法第74条第1項によって設立された埼玉県知事認定の唯一の公益法人です。
埼玉県宅建協会では、不動産業の健全な発展を図るため、会員の指導及び連絡、研修、人材育成に関する業務を行う他、地域社会・一般消費者の利益の増進に関する事業等、消費者保護を目的とした事業にも積極的に取り組んでいます。
会長のご挨拶

公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会埼玉本部
会長・本部長 江原 貞治(えはら ていじ)
「明るく強い宅建協会の実現のために」
このたび、公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会の第12代会長に就任いたしました江原貞治でございます。
就任にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
新時代である令和を迎え、我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、まさに、戦後最大とも言うべき危機に直面しています。
このような状況のなか、会長という大役を務める機会を頂戴したことは、誠に身の引き締まる思いであります。
多くの先輩方が築いてこられました歴史を思い、より一層、本会と業界が発展し、会員の皆様のご事業が繁栄いたしますよう、職責を果たして参りたいと存じますので、皆様には、なお一層のご支援とご協力を切にお願い申し上げます。
私は会長就任にあたり、3つの施策を掲げております。
「安心・安全・満足の宅地建物取引を支える宅建協会」
「明るい宅建協会」
「強い宅建協会」
です。
1.「安心・安全・満足の宅地建物取引を支える宅建協会」を目指します。
一人一人の会員が、宅建業の専門家として、プロとして、地域に根ざして積極的なまちづくり活動に関わり、地域の皆様から親しまれ、愛される宅建業者として活躍し続けるために、宅建協会が強力にサポートして参ります。そのため、幅広い知識や専門性を高める研修会や消費者向け相談会などを引き続き開催いたします。併せて、メディア等を活用し広報活動を充実させ、ハトマークの宅建協会のさらなる周知を図ってまいります。また、「ウィズ・コロナ」の変革期の時、新しい形でのビジネスモデルの構築に取り組みます。
2.「明るい宅建協会」を作ります。
改革をより進めると同時に、組織の見直しと体質の改善を図ります。さらに、私たちのシンボルになります「宅地建物取引士資格試験の事務協力機関」の受託実現を目指します。
3.「強い宅建協会」を作ります。
変革期の時代、正確な情報収集と迅速な対応を図り、自分たちの意思をはっきりと表明できる宅建協会を作ります。また、宅建業の更なる社会的地位の向上を図り、地域社会への貢献、地域の活性化に取り組みます。
これら3つの施策の実現は、本会が現在抱える課題への対応であり、10年後の宅建協会、そして業界と会員の皆様のための取り組みになりますので、大胆な発想で果敢に挑戦して参ります。
宅地建物取引主任者から「宅地建物取引士」に変わり、私たちは「士(さむらい)」になりました。
2025年を目標とする本会の中長期経営ビジョンである「ハトマークグループ・ビジョン埼玉」の取り組みを着実に実行し、5千社の会員の皆様のご期待に応えるべく、決意を新たに、役員とともに、そして職員を活かし、力を合わせて取り組みを行って参りますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
会員の皆様の益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念いたしまして、就任のご挨拶とさせていただきます。
沿革
昭和42年(1967年)に埼玉県知事の許可を受けて「社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会」が設立されました。その後、国の公益法人制度改革を踏まえ、一般消費者に信頼される公正な宅地建物取引業に寄与する県内唯一の団体として、平成24年(2012年)4月1日に「公益社団法人」の認定を受け、「公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会」として新たな出発をし、平成29年(2017年)には創立50周年を迎えました。
本部と16支部について
当協会は、「本部」と、その下部組織として県内16ヵ所に「支部」を設置しています。本部と支部の組織連携により、地域社会に根差した活動が行われています。 各支部に関するご案内はこちらよりご覧ください。
会員について
埼玉県内の8割の宅地建物取引業者が本会の会員となっています。各会員の情報を公開しています。
シンボルマーク

シンボルマークの「ハトマーク」は、私たちが目指していくべき姿の象徴です。2羽の鳩は(会員とユーザーの)信頼と繁栄を意味し、使用されている色については、赤色は「太陽」を、緑色は大地を、そして白色は「取引の公正」を表しています。 また「REAL(不動産の、本当の)PARTNER(仲間、協力しあう)」は、会員とユーザーが「REAL PARTNER」となり、「信頼の絆」がはぐくまれるようにとの願いをシンボルマークにこめたものです。
宅建協会の会員の目印はシンボルマークである「ハトマーク」のステッカーが貼ってあるお店です。
マスコットキャラクター「ハトたま」

埼玉県宅建協会のマスコット「ハトたま」は、卵のような ハトの女の子です。”安心・安全な取引”が実を結ぶよう願いを込めた大きなリボンをつけて元気に飛び回ります。 宅建協会のシンボルである「ハトマーク」と埼玉県の「たま」から生まれました。
埼玉県宅建協会の会員の方なら、名刺や看板など自由にご利用いただけます。
保証協会について
公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会(保証協会)は、宅地建物取引業法第64条第2項に基づき昭和47年に建設大臣の指定を受けて設立され、平成24年に「公益社団法人」として認定されました。
全国の約8割の宅建業者を構成員とし、宅地建物取引に関する苦情の解決や保証(弁済業務)を行う組織です。保証協会の主たる事務所(中央本部)は東京都千代田区に、従たる事務所(地方本部)は47都道府県にそれぞれ設置され、苦情解決や弁済業務を行うとともに、会員管理や研修業務等の活動を行っています。
業界の健全な発展と資質の向上および消費者保護を図るために、苦情相談、苦情解決業務、営業保証金相当額の弁済業務、手付金等保管業務、手付金保証業務、研修業務等を行っています。
協会事業について

公益社団法人 埼玉県宅地建物取引業協会は、一般消費者の「住」に関わる消費生活の安定と向上、宅地建物取引業の適正な運営の確保及び宅地建物取引業の健全な発達、宅地建物の取引の公正確保と流通の円滑化を図ることによって公益の増進に寄与することを目的に、下記の3つの事業を柱に事業活動を行っています。
1.相談・情報提供事業
一般消費者の利益の擁護・増進を図るため、宅地建物取引の安全・公正を確保する相談・助言、普及啓発、情報提供、調査・資料収集など、下記事業を実施しています。
宅地建物取引に関する相談・助言 | |
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宅地建物取引に関する普及啓発 |
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宅地建物取引業法及び関係法令、業者の情報提供 |
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宅地建物取引に関する調査・資料収集・情報提供 |
2.法令遵守指導・人材育成事業
一般消費者の利益擁護・増進を図るため、宅地建物取引の安全と公正を確保する宅地建物取引業法等の法令遵守指導・助言及び専門的知識・技能の普及等の人材育成など法令遵守に係る下記事業を実施しています。
宅建業者法令遵守指導・助言 |
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宅建業者法令遵守指導・助言 |
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3.地域社会貢献・発展・振興事業
埼玉県内の地域社会貢献・発展・振興を目的として、埼玉県や関係機関などと事業協定を結び、緑化・環境対策、防犯、地域社会発展・振興など、さまざまな公的事業を展開しています。
緑化・環境対策事業 |
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防犯対策・暴力追放事業 |
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地域社会の健全な発展事業 |
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地域振興事業 |
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埼玉県宅建協会では、10年後の協会のあるべき姿を「ビジョン」として策定し、長期的な計画のもとでビジョン実現を進めていくことになりました。 ビジョンのシンボルとして、「生活者」「行政」「会員」の3者が相互に利益を享受できる関係を築いていくことを『Win-Win好循環サイクル』として描き、この実現に向けて公益的活動を行っていきます。

本会が発行している冊子『よくわかる「埼玉県宅建協会」のすべて』では、協会会員の方や開業予定の方をはじめ一般消費者の方に、本会の事業内容等について、理解を深めて頂くためのガイド本です。
下記よりご覧ください。
ディスクロージャー
埼玉県宅建協会の組織および事業内容等の情報を公開しています。